ICOのために本気出して仮想通貨つくってみた
※この記事を執筆後に、全てが明らかになったので、↓こちらをご参照ください。
tetsuyaimagawa.hatenablog.com
前回のあらすじ
なんとなくファッション感覚でブロックチェーン技術に足を踏み入れ、圧倒的難易度に打ちひしがれ、絶望の淵に立たされたのだった…
↓【前回記事】ブロックチェーンの仕組み
tetsuyaimagawa.hatenablog.com
ICOにいるもの
- プロジェクトを説明するWhitepaper
- 新しい通貨
Whitepaperの例:http://golemproject.net/doc/DraftGolemProjectWhitepaper.pdf
新しい通貨さえ作ってしまえば、プロジェクトはどうにでもなーるということで、とにかく新しい通貨を作ることにした。
新しい通貨の作り方
分類表
全然わかっていなかったが、仮想通貨には親子関係があり、昨今バンバン増えている通貨はメジャーな親通貨の派生系であるそうだ。
↓分類表
docs.google.com
イーサリアムの子は作れるか
よくわからないが、イーサリアムの子を作るように言われたので、イーサのGithubを覗く。
github.com
さっぱりよくわからないので、go-ethereumたるものを起動。はじめてbrew install goした…
そして間もなくこれはWalletだということに気付く(↓ソース)
www.reddit.com
え、どうやってつくるの・・・(思考停止
作り方みたいなものを発見した↓ので
www.ethereum.org
ここに出てくるEthereum Walletをインストールしてみたら、何かとてつもない重労働をMy PC内で始めて容量を食い殺してしまったので、停止。
www.ethereum.org
Own currencyがtoken... tokenってなんだっけ…
普通はどうするのか
白目を剥きながら、どうやって独自通貨作るのかを調べまくっていたら
通貨を作ること自体は簡単さ。BitcoinかLitecoinのソースをちょっと弄るだけだからね(CV:アメリカの通販番組)
という記事を見つけた↓
www.fastcompany.com
とりあえずイーサが何なのかはいったん見ないようにして、BTCのリポジトリに戻る。
github.com
さて、何をどういじればいいのか…
ちょっと古い記事だが↓どうやら新しいブロックチェーンを作ればよいようだ。
bitcoin.stackexchange.com
仮想通貨の暴落が怖くて不眠症になったので、科学の力を持ってこれに対抗した | PyBitFlyer + Pandas + Cron で自動売買
前回までのあらすじ
仮想通貨のオラオラなボラボラに振り回されていた私は、ビットコインの暴騰暴落を見ては一喜一憂するだけの廃人生活を送っていた。
やがて、このままではいけない・・・と、真っ当に生きるために自動売買システムに手を出しはじめる。
しかしテクニカル指標を計算するために時系列データを取得しようとした時点で、BTCの為替データが高くて買えず、泣く泣く有給をとってデイトレードに勤しんだのであった・・・
今回のあらすじ
サーバーを使わず自分のPCから、定期的に為替データを取得して、csvに保存する簡易プログラムを書く。
PyBitFlyerで為替情報を取る
pybitflyerをpipして、BitFlyer APIからBTC/JPYを取得する
import pybitflyer api = pybitflyer.API(api_key="[KEY]", api_secret="[SECRET]") tick = api.ticker(product_code="BTC_JPY") #BTC_JPYを選択 time = datetime.now().strftime("%Y/%m/%d %H:%M:%S") #apiにも時刻あるけど、扱いやすいのでこっちにする ask = tick["best_ask"] bid = tick["best_bid"] mid = ( ask + bid ) / 2 #ASKとBIDの中間値をとる
Pandasでcsvにデータを追加していく
import pandas as pd df = pd.read_csv('jpyeth.csv') #よむ row = pd.Series([time,mid], index=df.columns) #行つくる df = df.append(row,ignore_index=True) #行たす df.to_csv('jpyeth.csv',index=None) #かく
テクニカル指標を実装
とりあえずPandasで標準偏差とか簡単に計算できるので
ボリンジャーバンドの-2σに触れたら損切るみたいなチキンなロジックを組みました。
決済もpybitflyerで一瞬です。
tetsuyaimagawa.hatenablog.com
cronで5分毎に自動実行させる
↓のような分を一文含むfile.txtを作って
*/5 * * * * /usr/local/bin/python3 /Users/hoge/retrieveBtcJpyRate.py
$ crontab file.txt #読み込む $ crontab -l #読まれたか確認する $ crontab -e #これで直接編集できるが、crontab -r を押すリスクがあるのでやめましょうとのこと
file.txtは読み込み後消してもOKです。
これで5分毎に自動実行です。
結果
データは取得できました。
-2σに触れて損切りされてたらたまらないので、一旦コメントアウトしてますが、動作確認済みです…。
if df.tail(1)["jpybtc"].iloc[0] > bolbtm: print("まだ売っちゃだめだよおお") else: print("売るよお") """ api.sendchildorder(product_code="BTC_JPY", child_order_type="MARKET", side="SELL", size=0.001, minute_to_expire=10000, time_in_force="GTC" ) """
まとめ
多少下がったとしても、まぁまだ上がると思うので(神話)
簡単に決済されてしまっては困ります。
漢は黙って
ズッホ