オープンソースのMauticでマーケティングオートメーションしてみた
オープンソースのマーケティング・オートメーションソフトウェア Mauticを使ってみます。
マーケティング・オートメーションソフトウェアは、簡単に言うと“勝手にマーケティングしてくれます”。
リレーションシップをオートマティックにマネージして結果にコミット
オープンソースなので勿論タダ。ダウンロードしてきて、ローカル環境で起動します。
ためしにContactsに女子を数名登録してみます。
Campaignを作成し、目標を設定します。
ここからがオートメーションのミソ。発動条件とイベントを繋ぎ、コンバージョンまでのフローを作成します。
特定のイベントが発生するとポイントがアップする機能で“好感度”を管理します。
送信するメールも事前に用意しておき、自動的に散布させます。
100人に「明日の夜空いてる〜?」というメールを一斉送信することも可能です。
起動して一週間経ったら、彼女が3人できている…といった未来もそう遠くないのかもしれません。
デートもロボットに行ってきてもらいましょう。
ヘッダービディングとは
ヘッダービディング(プレビディングとも呼ばれる)は広告業界で今最も話題となっているワードです。本記事では、ヘッダービディングの仕組みをご紹介します。
インプレッションが発生する時、在庫はロード中に販売先を決定しなければ、販売機会を失うことになります。
アドサーバーのウォーターフォール
媒体社はセルスルーと価格を最大化するため、ウォーターフォール(またはデイジーチェーン)と呼ばれる構造をアドサーバーに設定します。下図は一例です。
まず最もCPMの高い予約型が優先されます。そしてその残り(レムナント)が最も収益性の高いアドネットワークに流れ、ヒットしない場合は次のネットワークに流れていくという構造になっています。
ヘッダービディング
ヘッダービディングでは、ほとんどの処理がブラウザ側で行われます。また、参加する全てのアドネットワークがオークションに参加し、各ネットワークの処理が並行して行われます。全てのネットワークから、ビッド価格(もしくはビッドしない)というレスポンスを受け取ります。ブラウザが行うRTBとでも言ったところでしょうか。
ヘッダービディングの利点
利益の向上
ウォーターフォールではインプレッションの価値がステップを踏むごとに下がっていきます。そして潜在的な利益を見落とす可能性が多少なりとも存在します。一方ヘッダービディングではインプレッションの価値が確実に最大化されます。
処理時間の短縮
ウォーターフォールでは処理時間が踏んだステップ数に比例するので、処理が遅くなる場合があります。ヘッダービディングでは、オークションがカットオフ時間内に並行して行われるので、ロード時間を短縮しユーザーエクスペリエンスの向上に貢献します。